これは神社などとは全く関係がないテーマだが、最近は現地からスマホでツイートする機会が多くなったので、私にとってはスマホも重要な情報機器となっている。(気づくのが遅い。)
ただし、維持費を安く抑えるために、白ロムの本体でiijmioの「mio高速モバイル/Dサービス」を利用し、通話には050plusのサービスを利用している。使用している本体(Xperia ray(SO-03C))は、ガラパゴス携帯と同程度の大きさで最近のスマホと比較すると画面も小さく、非力で子供のような存在だ。
【参考】
まぁ、私が利用するのはTwitter、Facebook、天気予報、時刻表検索、メールなどで最近までは問題なく利用できていた。ところが、先日アプリのバージョンアップを実行したところ「メモリ不足」のためNG。また、050plusの受信状態が勝手に解除されるなど、メモリ不足に起因する不具合は多発するようになった。時には有効なメモリ残量が30MByteほどに低下していた。
対応策としては、
- 使用するアプリを削減し、利用できるメモリ領域を確保する。
- 新しい機種に変更する。
- ルート化し、アプリを本体メモリからmicroSDへ追い出す。
の3種類くらいのものだ。
アプリを削減すると使い勝手が悪くなる。(プリインストールされていても使わないアプリがメモリを浪費している。ほんとに邪魔者だ。)また、新しい機種を購入する軍資金が必要になる。
すでに本体購入後一年以上が経過したので保証も切れている。結局自己責任とはなるがルート化がベターな選択と思えた。
スマホのルート化は初めての経験なので様々に調査したところ、DocomoはXperia ray(SO-03C)のAndoroid4アップデートを見送ったが、海外版(ST18i)では実施されていてROMも存在している・・・。
SO-03CとST18iは同じものなので、このROMを焼けばいきなりAndroid4.0.3になるとのこと。そこで次の手順を実行した。(自己責任なので、興味のある方は詳細をネットでお調べください。)
- Android4.0.3(ST18i版)のROM焼き
- ROOT化
- Android4.0.4への自動バージョンアップ
- microSDにext2領域を確保してから Link2SDのインストール
- 移動可能アプリを本体メモリからmicroSDへ移動
- 日本語環境の最適化(フォント変更など)
- セルスタンバイ対策(電池の不要な消耗を抑制)
以上で完成したのがこの環境だ。
モデル番号は ST18i となったが、Androidバージョンは4.0.4、
さらに、本体メモリにはかなりの余裕が生まれ
実行時でもメモリに余裕を持たせて運用できるようになった。
OSがバージョンアップされたためだろうか、操作感も軽快になり電池の持ちも心持ち良くなったように感じる。唯一気になるのはアプリの立ち上がりの遅さ、原因はアプリを本体メモリからmicroSDへ移動したためだろう。今後はmicroSDを高速なタイプに置き換えてテストしてみよう。ただ、Xperia ray(SO-03C)はCPUがひとつなのだから限界は見えているが・・・・。
とにかく、お払い箱にされようとしていたツールが生きながらえた瞬間だった。しばらくはお付き合いいただこう、モデル番号がST18iに変わったXperia ray(SO-03C)には!