2010年12月01日(水) 朔日参り、早朝参拝(内宮めぐり) (車、徒歩)
10月01日に引き続き、今日も内宮への朔日参りを実施した。12月は朝の5時から宇治橋を渡れるので、それに間に合うように自宅を4時半頃に出発した。国道23号線は車も少なく次の通り4時45分には伊勢市営浦田駐車場へ到着した。
駐車場には十分な空きがあり、自分の好きな場所に駐められた。車を降りると、この自動販売機の明かりがやけに目についた。空を見上げると月は出ているものの薄い雲で被われているのか、おぼろ月だった。
内宮おかげ参道を利用して道路をくぐり、おはらい町通りへと向かった。
おはらい町通りを宇治橋へ向かって進むと、しばらくは人影も少なかったが、
神宮道場付近から道路の両側に路上駐車が。
赤福では朔日餅を買い求める人々が列を成していた。横目に見ながら宇治橋へ急いだ。
が、「冬至」の文字に惹かれてパチリ。
さらに、月を見てパチリ。
ほどなく宇治橋へ到着すると、まだ5時前であった。紅葉が残っていたのでこちらもパチリ。
さあ、5時になりました。
衛士さんが「3つの柵を移動するまで待っていてください。」と言って、宇治橋の鳥居の前に柵を移動した。
待っていた参拝者は順々に鳥居をくぐり、宇治橋を渡っていった。
宇治橋を渡り、神苑の前へ出ると、第一鳥居の方は真っ暗だ。参道にある常夜灯が行く先を示しているだけ足元には明かりはない。暗闇から玉砂利を踏みしめる音が聞こえるだけとなり、視覚の世界から聴覚の世界へを移っていった。
手水舎で心身を清め、まずは瀧祭神へ向かった。御手洗場は工事中で立ち入りできないため、工事用パイロンに従い進んだ。(御手洗場には照明があるため、何とか確認できた。)
瀧祭神へ向かうとこの様な感じであった。この状態で参拝した。
参拝を終えて、懐中電灯を点けるとこんな感じ。賽銭箱が見える。
参道へ戻るために御手洗場へ出ると、この様に工事中だ。
第二鳥居をくぐり参道を進むが、神札授与所はまだ開いたいなかった。途中、四至神に参拝し、御正宮へと向かった。
御正宮に参拝後石段したで撮影しようとしたら、懐中電灯を照らして石段を上る参拝者が。思わずパチリ・・。
次に御稲御倉で参拝し、外幣殿の先から荒祭宮をパチリ。
そこで、御正宮の新御敷地の上の月をパチリ。
荒祭宮へ向かう石段を下りる途中でパチリ。
荒祭宮の前でパチリ。3人が参拝していた。
荒祭宮で参拝し、続いて御酒殿、由貴御倉それぞれで参拝した。四至神の前、五丈殿と参道の間に建築中の建物が・・年始の準備だろう。暗いので良く分からないが、次回の訪問で確認しよう。
この場所から第二鳥居を望むと、神札授与所から明かりも漏れている。
参道を戻り神札授与所の前で左折し、風日祈宮へと向かった。
風日祈宮橋を渡る途中、先行する人々が。
振り返ると、神札授与所が明るい。
風日祈宮も荒祭宮同様に多数の照明が設置され、十分に明るい。
風日祈宮橋を戻り、
瀧祭神への裏の細い参道を進み、第二鳥居へと向かい、第二鳥居の近くから神札授与所をパチリ。
隣の御饌殿。
神楽殿。
参拝を終えたので、帰りの参道を進むと、空におぼろ月が。
神札授与所の側面はこんな感じ。正面の華やかさとは対照的だ。
御池の近くまで進むと手水舎の照明がやけに明るく感じた。
しかしその奥には微かな明かりが。御池の先に見える荒祭宮の照明と御池の水面に映るその光だった。
参集殿の隣にある神札授与所まで来ると、珍しい光景に出会った。
常夜灯よりも高い位置に、白いものが?
近づいて良く見ると、神鶏だ。神鶏は樹上で眠るんだ。
まだ空は暗いが、しばらくすると瞬く間に明るくなってくる。
宇治橋の東詰で、名残りを惜しみ、
しばらく時を過ごした後、宇治橋を渡った。
おはらい町通りへ戻ると、朔日餅を手に下げている人々が通りすぎて行った。
宇治橋からこの辺までは開いている店もなく、人通りは少なかった。朝の6時過ぎ。
おかげ横丁へ近づくと、朝粥、赤福等の明かりが目立ってきた。
朔日餅には相変わらずの行列だった。
行列を横目に、おかげ横丁へ入り、散策した。
こちらは、太鼓櫓。
【参考】 新嘗祭の日のおかげ横丁
この時間になると人出は少なくなったのだろうか? 今度は、早朝におかげ横丁が賑わう時間帯を探してみたい。午前4時くらいはどうだろうか?
おかげ横丁を出て、浦田駐車場へ戻って来たらこの時刻だった。浦田駐車場への到着が4時45分だったので、2時間弱の早朝参拝だった。今回は浦田駐車場を起点に、内宮宮域のすべての神様(大山祗神社と子安神社は除く)に参拝して、おかげ横丁を徘徊したが充実した早朝だった。早起きの甲斐がある。