2010年12月29日(水) 外宮めぐり (徒歩)
外宮参道 から外宮に向かい、式年遷宮記念 せんぐう館の建設状況 を確認した後、外宮内および月夜見宮を巡った。
表参道火除橋の右手には年始の祭儀の掲示が。歳旦祭、元始祭ともに朝の四時から斎行される。最も冷え込みが厳しくなる時間帯だ。
火除橋を渡ると右手には神宮御料酒である白鷹の樽酒が置かれている。
手水舎で心身を清め、第一鳥居をくぐろうとすると、
左手には、年越しのための篝火が準備されていた。
第一鳥居をくぐり、第二鳥居へ。
神札授与所を過ぎると、右手には四至神の前面に神酒授与所等が仮設されていた。
ただし、参道から四至神が見える空間が開けられていたので、ここから四至神に参拝した。
その先の御正宮は板垣の一部が開放され年越し、初詣の準備が完了していた。
別宮遥拝所の前からパチリ。
御正宮に参拝した後、今まで拝観した祭儀を思い出しながら御正宮を眺めていた。その間、続々と御垣内参拝する方々が。年末にお礼参りの方が多いのだろうか?
御正宮の鳥居を出て、その先にも篝火が準備されていた。
ここで振り返ってパチリ。なぜか凄い迫力を感じた。
三ツ石はいつも人がいっぱいだ。パワースポットブームのおかげ?
ここから別宮へ。
参道の正面にある石段を左手へ上り、道なりに進むと寝地蔵石が暖かそうだった。谷筋の薄暗さとは対照的に寝地蔵石には太陽の光が降り注いでおり、笑顔に見えた。
多賀宮、参拝を待つために数mの列ができていた。急ぐ人は石段の下で参拝していた。
今日は風が強く、注連縄の紙垂が水平に吹かれていた。
多賀宮での参拝を終え、石段を下って左手にある下御井神社に参拝した。
多賀宮の石段下には夜間参拝のために仮設の照明が準備されていた。なお、このような照明が宮域の所々で見られた。
次に、土宮へ参拝すると社殿の手前右側に木の焼跡(松明か?)が残っていた。
私のone of the best である風宮へ向かうと、右手に子の風景が。パチリ。
風宮を背景にして、さらにパチリ。
風が強く、風宮の周囲に立つ大木も上部は揺れていた。
帰り道で、風宮をパチリ。
三ツ石まで戻ってくると、さらに多くの人が。
神札授与所の手前を左へ折れ、北御門参道を進むとここにも篝火が準備されていた。
この場所で振り返り、パチリ。
御酒殿神に遥拝し、
御厩を過ぎて、
その先を左へ。道幅の狭い参道を進むと、この光景が。
参道を最奥まで歩くと入林禁止の掲示がある。ここから上御井神社を遥拝したが、遥拝を終えると前方から衛士が現れた。巡回しているようだった。
大津神社、
度会国御神社に参拝し、外宮々域内でのめぐりは終了した。
北御門参道へ戻ると、
その先にも篝火が準備されていた。
北御門参道の火除橋を渡ると
右手には古札納所が仮設されていた。
また、夜間参拝停止時間の掲示の下には、年末年始の参拝時間が。12月31日から1月5日の朝までは夜間参拝できる。1月5日と6日は午前5時から午後10時まで参拝できる。と
北御門には大篝火が準備されていた。
継ぎたし用の薪がかなり多い。
また、昆布茶接待所も準備されていた。昆布茶接待はボーイスカウトとガールスカウトが1月2日と3日の午前10時から午後3時頃まで実施するそうだ。
さらに、交通規制の準備も。
この後、北御門の前から月夜見宮へと続く神路通を通り月夜見宮へ向かった。
(次の案内によると、外宮の別宮である月夜見宮の神様(月夜見尊)が外宮の神様(豊受大神)のもとへ通われる路である。)
月夜見宮では、
最初に月夜見宮に参拝し、
続いて、高河原神社に参拝した。
参拝後に空を見上げてパチリ。
あっ、ここにも篝火の準備か?
宿衛屋の壁に「建国記念の日」のポスターが貼ってあり、奉祝皇紀二千六百七十一年と記されていた。
帰り際、この光景でパチリ。
帰宅予定の12時前になってしまったので、家路を急いだ。
【20101229の記録】
- 年末の外宮参道
- 式年遷宮記念 せんぐう館(建設中)
- 外宮めぐり