2011年01月01日(土) 初詣(2011年)熊野神社 (徒歩)
【キタヰの妻】の実家で2011年の元旦を迎え、早朝には東串良漁港で初日の出 を拝み、お昼前後に 吾平山上陵 、大塚神社への初詣 を終えて昼食を取ったあと【キタヰの妻】と散歩に。
【キタヰの妻】が通った柏原小学校の前を通り、熊野神社へと向かった。今日は3回目の初詣だ。(最初じゃないから初詣ではないのか?)
柏原小学校の正門前から右へ曲がる坂を上り、敷地の周囲に生垣をめぐらせた民家が立ち並ぶ道路を進むとその正面に熊野神社が見えている。
鳥居の右に立つ大木の根元を見るとかわいいお地蔵さんが。
お地蔵さんに拝んでから熊野神社へ戻った。創建の年代は不詳だ。
明神鳥居には2種類のしめ縄が掛けられていた。
下側のしめ縄は、散策している途中、何軒かの民家でも見かけた。このしめ縄には「だいだい」の他に「さといも」のようなものも付けられている。
また、鳥居の足元には砂山が作られ、そこに榊が立てられていた。
そういえば、以前同じような光景を見たことを思い出した。伊勢市有滝町にある八玉神社だ。社殿の御造営に伴い鳥居が取り外された場所に同様の砂山と榊があった。
【参考】 磯の渡し跡、磯神社ほか
鳥居をくぐると右手に熊野神社の石柱があり、
拝殿の前には両側に常夜灯がある。
拝殿を・・・
よく見ると公民館だ。
神殿には民家で利用されるような扉(ドア)が付けられており、これを閉じると公民館の一室に早変わりするような感じだ。
参拝後、鳥居をくぐり、
振り返ると、社名額が・・・
よく見ると御影石で作られている。重そうだ。そのためか、鎖でしっかりと固定されている。
鳥居に向かって左手へ進むと、数m先に壊れかけたこの看板「熊野神社の宝篋印塔(ほうきょういんとう)」があった。【キタヰの妻】はこの宝篋印塔を知らないそうだ。
階段を駆け上がると、前方には多数の石の塔が立っている。
先へ進むと左手にはこの案内板があり、これらは昭和54年に町指定文化財[史跡]に指定されていた。どうもこれを機会に整備されたようだ。すると、既にこの数年前この地を離れていた【キタヰの妻】が知らなかったのは当然のことか。
宝篋印塔から熊野神社を望むとこんな感じだ。
しばらく周辺を散策して帰路についた。