2012年01月08日(日) 初辰の辰の井(御食神社) (車、徒歩)
神宮の125社でありながら二重の御垣を有し、境内には池や井戸(辰の井)がある御食神社。新年初めての「辰の日」に「辰の井」から汲み取った水で家の周囲を清めると一年間の火難・
本日、1月8日は「つちのえたつ」で初辰だ。朝7時から辰の井の御水が配られると聞いたので早朝から神社港へ向かった。日の出前の神社港をパチリ。
また、一色大橋もパチリ。
7時前になったので御食神社へ向かうとほぼ準備が完了していた。
ふるまいの「甘酒」「豚汁」が準備され、
辰の井の前にはテーブルやポリバケツが並べられていた。
御水の授与が始まるまで時間があったので一色大橋へ向かった。橋の上でパチリ。雲が多くて太陽は望めなさそうだった。
こちらは、橋の上から望む御食神社の社叢。手打ちのような音が聞こえてきた。そろそろ始められたのだろうか?急いで神社へと戻った。
私が御食神社へ戻ると既に御水の授与が始まっていた。私は350mlのペットボトルを持参したが、地元の方はポリタンクや大きなバケツを持参してきた。
今日はとても寒く、ドラム缶の焚き火が暖かかった。また、この近くでは青年団が豚汁を振る舞っていて私にも勧めてくれたので遠慮なく頂いた。具だくさんで熱々で、身体だけでなく心まで温まった。(ごちそうさまでした。)
社殿の前では「神札」と「火難水難防除辰之井守護神符」が販売されていた。
火を扱う場所に「火難水難防除辰之井守護神符」を貼り、辰の井から汲み取られた御水を供えると火難水難を免れると教えて頂いたので、私も「火難水難防除辰之井守護神符」(200円)を授与して頂いた。
私が持参した小さなペットボトルには溢れるほどに御水を入れてもらった。
しばらく境内の隅でまどろんでいると太陽が昇り始め、
御垣に木の影が映った。
また、御食神社の珍しさ(神宮の摂社だが、二重の御垣があり、井戸や池がある。また、社域内で地元の行事が開催されるなど)について青年団の方と話していると、御垣に関する情報を頂いた。
どうも、内側の御垣については遷宮の際に神宮司庁が建て替えるが、外側の御垣については地元の資金で独自に建て替えるようだ。となると外側の御垣は、今回のような地元の行事を自由に実施できるように摂社の社域を縮小する役割をしているのだろうか? さらに、疑問が深まった。今度はもっと年配の方に聞いてみよう。
二重の御垣に関する疑問解決の糸口を得ると共にさらなる疑問が生じた。一歩前進と思いながら御食神社を後にした。一色大橋の下へ来ると前方には太陽が、パチリ。明るい光が見えた。
帰宅後に改めてパチリ、ペットボトルに詰められた「辰の井」の御水と「火難水難防除辰之井守護神符」。さあ、どこに貼ろうか? 【キタヰの妻】に相談した。