東海道五十三次「関宿」の散策

2012年05月04日(金) 東海道五十三次「関宿」の散策 (車、徒歩)

録画しておいた 金とく「タイムトラベル 東海道中膝栗毛・三重編」 (NHK総合)を見ていたら、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている関宿が出てきた。

【参考】 亀山市関宿伝統的建造物群保存地区(三重県) (文化庁)

 

「歴史を感じさせる町並みをじっくりと歩いてみたい」という今まで温めていた思いが突然吹き出した。さぁ出かけよう! 思い立ったが吉日。関宿を目指して車を走らせた。

まずは、JR関駅内にある亀山市観光協会へ立ち寄り、

JR関駅、亀山市観光協会

JR関駅、亀山市観光協会

次のパンフレット(東海道五十三次の内「関宿」イラスト案内図)をいただいた。イラスト入りのパンフレットは他にも「鈴鹿峠 坂下宿」、「亀山宿」、「加太越奈良街道 加太宿」板があった。今後はこれらの宿も訪問してみたい。関宿を散策する前から気持ちだけは先を走っていた。

東海道五十三次の内「関宿」イラスト案内図

東海道五十三次の内「関宿」イラスト案内図

これらのイラストには西追分~東追分の特徴的な建物や意匠等が網羅されている。

東海道五十三次の内「関宿」イラスト案内図

東海道五十三次の内「関宿」イラスト案内図

東海道五十三次の内「関宿」イラスト案内図

東海道五十三次の内「関宿」イラスト案内図

 

最初の「関宿」散策は「関宿」イラスト案内図に従って歩くことにした。歩き通すために往復することを考えると西追分にある駐車場が最適であると判断し、車をそこに駐めた。

関宿 西追分駐車場

関宿 西追分駐車場

こちらが関宿 西追分駐車場。

関宿 西追分駐車場

関宿 西追分駐車場

 

西追分から東追分を往復する中で各所、多数の写真を撮影したが、時系列に列べると位置関係等が分かりにくくなる。神宮巡々では原則として時系列を旨としているが、今回ばかりは「東海道五十三次の内「関宿」イラスト案内図」を左(西)から右(東)へ移動するように物理的な位置順を重視した。

以下は、西追分から東追分まで・・・、写真をずらり。

 

【(21)西追分、休憩施設】

関宿 西追分付近

関宿 西追分付近

この先、新所町交差点付近には、次の案内板がある。

坂下宿、関宿の案内板

坂下宿、関宿の案内板

先ほどの横断歩道から坂下宿 方向をパチリ。

東海道 坂下宿 方向(関宿 西追分にて)

東海道 坂下宿 方向(関宿 西追分にて)

新所町交差点で東海道(国道1号線)と交差する大和・伊賀街道をパチリ。

大和・伊賀街道 方向(関宿 西追分にて)

大和・伊賀街道 方向(関宿 西追分にて)

西追分付近には休憩施設が建っている。

関宿 西追分 休憩施設(21)

関宿 西追分 休憩施設(21)

関宿 西追分 休憩施設(21)

関宿 西追分 休憩施設(21)

内部には、東海道五十三次の内「関宿」イラスト案内図などのパンフレットも置かれていた。

関宿 西追分 休憩施設(21)

関宿 西追分 休憩施設(21)

このように古民家を体感しながら休憩することができる。落ち着いて、思わず一眠りしたくなった。でもこれからが始まりだ。

関宿 西追分 休憩施設(21)

関宿 西追分 休憩施設(21)

隅には井戸もある。ちなみに、トイレは離れ(引き戸を出て別の建物)だ。

関宿 西追分 休憩施設(21)

関宿 西追分 休憩施設(21)

さあ、出発だ。

関宿 西追分 休憩施設(21)

関宿 西追分 休憩施設(21)

 

これから東追分まで・・・

 

【南禅寺 井口家】

南禅寺 井口家

南禅寺 井口家

南禅寺 井口家の説明板

南禅寺 井口家の説明板

 

続いて

【観音院】

観音院

観音院

観音院

観音院

 

【(E)漆喰彫刻 亀と鶴】

漆喰彫刻 亀と鶴(E) がある家

漆喰彫刻 亀と鶴(E) がある家

こちらが建物に向かって左側、

漆喰彫刻 亀(E)

漆喰彫刻 亀(E)

こちらが右側。

漆喰彫刻 鶴(E)

漆喰彫刻 鶴(E)

 

【(B)漆喰彫刻 鯉の滝昇り】

漆喰彫刻 鯉の滝昇り(B) がある家

漆喰彫刻 鯉の滝昇り(B) がある家

 

漆喰彫刻 鯉の滝昇り(B)

漆喰彫刻 鯉の滝昇り(B)

 

【長徳寺】

長徳寺

長徳寺

 

【誓正寺】

誓正寺

誓正寺

山門の前に墓掃除の案内が出ていたのでパチリ。「ビニルバー・カラーグリップ」って何だろう?

誓正寺

誓正寺

境内はこちら。

誓正寺

誓正寺

しっかりと閉ざされていた。

誓正寺

誓正寺

 

【田中屋】

田中屋

田中屋

田中屋の説明板

田中屋の説明板

 

【(20)関の特産・火縄】

松葉屋 田中家(20)

松葉屋 田中家(20)

松葉屋 田中家(20) の説明板

松葉屋 田中家(20) の説明板

 

地蔵院門前の町並み(19)、地蔵院(18)の手前の辻、ここで左へ向かうと観光駐車場および足湯交流施設「小萬の湯」が亀山市役所の隣にある。

地蔵院門前の町並み(19)

地蔵院門前の町並み(19)

 

まずは街道右手の 地蔵院(18)へ

【(18)地蔵院】

境内の右手に手水舎、本堂がある。

地蔵院(18)

地蔵院(18)

本堂と手水舎。

地蔵院(18)の本堂

地蔵院(18)の本堂

まずはお参り。

地蔵院(18)の本堂

地蔵院(18)の本堂

地蔵院(18)の本堂

地蔵院(18)の本堂

こちらが本堂の左隣の愛染堂。

地蔵院(18)の愛染堂

地蔵院(18)の愛染堂

さらに、鐘楼が建っている。

地蔵院(18)の鐘楼ほか

地蔵院(18)の鐘楼ほか

本堂の向かいには土壁があり、石仏が納められている。

地蔵院(18)の土塀

地蔵院(18)の土塀

こちらが境内の外、道路側から見た土塀、そこには五本線、皇室と関係が深いのだろう。

地蔵院(18)の土塀

地蔵院(18)の土塀

また、土塀の端には、

【(17)停車場線】

停車場道の石柱(17)が見られる。

停車場道の石柱(17)

停車場道の石柱(17)

地蔵院(18)からその前に広がる蔵院門前の町並み(19)へ視線を移すと・・・

地蔵院(18)からの地蔵院門前の町並み(19)

地蔵院(18)からの地蔵院門前の町並み(19)

 

【(19)地蔵院門前の町並み】

先ほどの辻側からパチリ。

地蔵院門前の町並み(19)

地蔵院門前の町並み(19)

目に付いた建物をいくつか紹介すると、まずは「会津屋」、

地蔵院門前の町並み(19)、会津屋

地蔵院門前の町並み(19)、会津屋

地蔵院門前の町並み(19)、会津屋の説明板

地蔵院門前の町並み(19)、会津屋の説明板

次は、「川音」、

地蔵院門前の町並み(19)、川音

地蔵院門前の町並み(19)、川音

地蔵院門前の町並み(19)、川音の説明板

地蔵院門前の町並み(19)、川音の説明板

そして、最後にかじや。

地蔵院門前の町並み(19)、鍛冶屋

地蔵院門前の町並み(19)、鍛冶屋

地蔵院門前の町並み(19)、鍛冶屋の説明板

地蔵院門前の町並み(19)、鍛冶屋の説明板

 

【いっぷく亭 地蔵町(関宿散策拠点施設)】

かじやの反対側付近には関宿散策拠点施設である「いっぷく亭 地蔵町」がある。

いっぷく亭 地蔵町(関宿散策拠点施設)

いっぷく亭 地蔵町(関宿散策拠点施設)

中へ入ると高い吹き抜けになっている。

いっぷく亭 地蔵町(関宿散策拠点施設)

いっぷく亭 地蔵町(関宿散策拠点施設)

そして、この先にはトイレがある。

いっぷく亭 地蔵町(関宿散策拠点施設)

いっぷく亭 地蔵町(関宿散策拠点施設)

街道へ戻ると、次は福蔵寺。

 

【福蔵寺】

参道を進むと

福蔵寺

福蔵寺

こちらが、福蔵寺。イラストマップでは、小万の墓(15)と旧脇本陣の門(16)が取り上げられているだけなので、ここでは福蔵寺のパチリも掲載。

まずは山門、

福蔵寺の山門

福蔵寺の山門

山門の手前右手には薬師堂が建っている。

福蔵寺の薬師堂

福蔵寺の薬師堂

山門をくぐると

福蔵寺

福蔵寺

藤棚の先、正面には本堂、そして左手には観音堂が建っている。

福蔵寺

福蔵寺

こちらが本堂で、

福蔵寺の本堂

福蔵寺の本堂

福蔵寺の本堂

福蔵寺の本堂

本堂の左側、こちらが観音堂。

福蔵寺の観音堂

福蔵寺の観音堂

屋根の瓦が特徴的なのでパチリ、パチリ。

福蔵寺の観音堂

福蔵寺の観音堂

福蔵寺の観音堂

福蔵寺の観音堂

また、山門の下には巨大な瓦が置かれていた。私の足(26cm)と比較して・・・

福蔵寺、山門の瓦

福蔵寺、山門の瓦

 

最後に境内の東側へ向かうと、そこには

【(15)福蔵寺・小萬の墓】

福蔵寺、小万の墓(15)

福蔵寺、小万の墓(15)

さらに、小万の墓の左側の門が

 

【(16)旧脇本陣の門 (福蔵寺裏門)】

福蔵寺裏門、旧脇本陣の門(16)

福蔵寺裏門、旧脇本陣の門(16)

 

再び、街道をへ戻ると

【白玉屋 三宅家】

白玉屋 三宅家

白玉屋 三宅家

白玉屋 三宅家の説明板

白玉屋 三宅家の説明板

 

また、この付近の看板が興味深かったので、パチリ、パチリ。

【ナガオ薬局】

ナガオ薬局

ナガオ薬局

【東亜足袋】

東亜足袋

東亜足袋

 

そして、高札場跡の手前に次の案内板が掛かっている。山車倉(だしぐら)だ。

「諺「関の山」の山車倉があります。」の案内板

「諺「関の山」の山車倉があります。」の案内板

ここをまっすぐ歩くと前方に山車倉が見えてくる。

【大裏町山車庫】

大裏町山車庫

大裏町山車庫

大裏町山車庫の説明板

大裏町山車庫の説明板

山車倉にはガラス窓が取り付けられ、中を拝見することができる。

大裏町山車庫

大裏町山車庫

 

街道まで戻ると次は

【(14)高札場跡(関郵便局)】

高札場跡(関郵便局)(14)

高札場跡(関郵便局)(14)

ここは郵便局で、前には町並みに調和するように考えられたポストと素の説明板があり、

関郵便局前

関郵便局前

さらに、これらの足元には、関町道路元標が立っている。

【関町道路元標】

関町道路元標

関町道路元標

 

そしてこちらが、金とく「タイムトラベル 東海道中膝栗毛・三重編」 で紹介されていた 菓子司である深川屋。

【深川屋 庵看板(いおりかんばん)(G)】

深川屋 服部家

深川屋 服部家

この屋根看板に特徴がある。京都側が「関能戸」で、「能(の)」が漢字。

深川屋 服部家の庵看板(G)

深川屋 服部家の庵看板(G)

一方、

深川屋 服部家

深川屋 服部家

江戸側は「関の戸」で、「の」がひらがなとなっている。これは旅人が向かう方向を間違えないための工夫だと言われているそうだ。ところで、昔の人には「漢字」は「江戸」で「ひらがな」は「京都」とするイメージがあったのだろうか?

深川屋 服部家の庵看板(G)

深川屋 服部家の庵看板(G)

こちらが深川屋の店内で、

深川屋 服部家

深川屋 服部家

これが説明板。

深川屋 服部家の説明板

深川屋 服部家の説明板

 

そして深川屋の向かいには、歴史資料館にもなっている旅籠玉屋がある。

【(13)関宿旅籠玉屋 歴史資料館】

関宿旅籠玉屋 歴史資料館(13)

関宿旅籠玉屋 歴史資料館(13)

【参考】 関宿旅籠玉屋歴史資料館 (三重県内の博物館・資料館ホームページより)

 

二階の壁面には惚れ惚れするような漆喰の細工がある。

関宿旅籠玉屋 歴史資料館(13)

関宿旅籠玉屋 歴史資料館(13)

こちらは資料館(有料)の入口。

関宿旅籠玉屋 歴史資料館(13)

関宿旅籠玉屋 歴史資料館(13)

今回は見学はパスし、街道からのパチリのみ。

関宿旅籠玉屋 歴史資料館(13)

関宿旅籠玉屋 歴史資料館(13)

壁面には講札が掛けられている。

関宿旅籠玉屋 歴史資料館(13)

関宿旅籠玉屋 歴史資料館(13)

 

そして、玉屋の右隣には、独特なサービスで運営している旅人宿 石垣屋がある。

【旅人宿 石垣屋】

旅人宿 石垣屋

旅人宿 石垣屋

【参考】 三重の古民家ゲストハウス 旅人宿石垣屋 (公式ホームページ)
ホームページを見ると何とも楽しそうな宿です。一度泊まってみたい。東海道を歩く時は宿泊先の第一候補だ。

 

そして、この先に

【(12)橋爪家】

橋爪家(12)

橋爪家(12)

橋爪家(12)の説明板

橋爪家(12)の説明板

 

さらに、斜め向かいに

【(11)伊藤本陣跡】

伊藤本陣阯(11)

伊藤本陣阯(11)

伊藤本陣阯(11)

伊藤本陣阯(11)

伊藤本陣 松井家の説明板

伊藤本陣 松井家の説明板

 

さらに、

【(10)百六里庭・眺関亭】

百六里庭、眺関亭(10)

百六里庭、眺関亭(10)

格子戸をくぐり、

百六里庭、眺関亭(10)

百六里庭、眺関亭(10)

右手の階段を上ると眺関亭へ出る。これらが、西追分方向の眺望、

眺関亭(10)からの眺望、西追分方向

眺関亭(10)からの眺望、西追分方向

眺関亭(10)からの眺望、西追分方向

眺関亭(10)からの眺望、西追分方向

さらに、こちらが東追分方向の眺望だ。

眺関亭(10)からの眺望、東追分方向

眺関亭(10)からの眺望、東追分方向

 

階下へ戻り、奥には百六里庭(裏庭のような空間)が広がり、井戸の他に

百六里庭(10)

百六里庭(10)

礎石が残されている。説明によると、井戸は復元されたもので、礎石は埋蔵文化財調査の際に発見された昔の町家の礎石とのこと。

百六里庭(10)

百六里庭(10)

 

そして、向かいにはつぎの石柱のみが建っている。

【川北本陣阯】

川北本陣跡

川北本陣跡

 

さらに山車倉(だしぐら)

【(9)中町三番町山車倉】

中町三番町山車倉(9)

中町三番町山車倉(9)

中町三番町山車倉(9)の説明板

中町三番町山車倉(9)の説明板

中はこんな感じ。

中町三番町山車倉(9)

中町三番町山車倉(9)

 

続いて、

【(8)鶴屋】

中町三番町山車倉(9)と鶴屋(8)

中町三番町山車倉(9)と鶴屋(8)

玉屋、会津屋とともに関宿を代表する旅籠で江戸時代の終わりには脇本陣もつとめたそうだ。建築としては正面左側の千鳥破風が特徴的だ。

鶴屋(8)

鶴屋(8)

鶴屋(8)、鶴屋脇本陣 波多野家の説明板

鶴屋(8)、鶴屋脇本陣 波多野家の説明板

なぜか、軒先もパチリ。

鶴屋(8)

鶴屋(8)

 

【(7)関まちなみ資料館】

関まちなみ資料館(7)

関まちなみ資料館(7)

こちらも有料だったので今回はパス。次回ゆっくりと見学しよう。

関まちなみ資料館(7)

関まちなみ資料館(7)

 

さらに、斜め向かいには

【(F)細工瓦 器 がある桶重】

桶重

桶重

建物の上部へ視線を移すと

桶重、細工瓦 器(F)

桶重、細工瓦 器(F)

おっ、確かに・・・、「器」、「器」、「器」、・・・

桶重、細工瓦 器(F)

桶重、細工瓦 器(F)

店内では作業中でした。

桶重

桶重

 

この家の壁面に 瑞光寺(権現柿)への案内表示が掛かっていた。

瑞光寺への案内表示

瑞光寺への案内表示

左折して 瑞光寺の参道へ

【瑞光寺】

山門は閉ざされていたが、通用門が開かれていた。

瑞光寺

瑞光寺

土壁と鐘楼もパチリ。

瑞光寺

瑞光寺

境内へ入ると

【(6)瑞光寺の権現柿(ごんげんがき)】

瑞光寺の権現柿(6)

瑞光寺の権現柿(6)

瑞光寺の権現柿(6)の説明板

瑞光寺の権現柿(6)の説明板

後ろから見るとダックスフンドが立ち上がっているようにも見えた。(?)

瑞光寺の権現柿(6)

瑞光寺の権現柿(6)

こちらは瑞光寺本堂の左手に建つ観音堂。なぜ撮影したか?

瑞光寺 観音堂

瑞光寺 観音堂

その理由はこの大きな鬼瓦。上の写真の左下にも写っているので巨大さは分かるだろう。それにしても大きい。寺紋は「揚羽蝶」だ。

瑞光寺 観音堂の鬼瓦

瑞光寺 観音堂の鬼瓦

そういえば、答志島の潮音寺で見たのも「揚羽蝶」だったが、微妙にデザインが異なる。

 【参考】 JR東海さわやかウォーキング 参宮線全通100周年記念 潮風香る離島 答志島

瑞光寺 観音堂

瑞光寺 観音堂

 

街道へ戻ると、次の建物がとても気になり、気に入ってしまった。

【関宿で【キタヰ】が気に入った建物】

関宿で【キタヰ】が気に入った建物

関宿で【キタヰ】が気に入った建物

かわった細工、これは何だろう?

関宿で【キタヰ】が気に入った建物

関宿で【キタヰ】が気に入った建物

しかも建物の前面をよく見ると直線ではなく、

関宿で【キタヰ】が気に入った建物

関宿で【キタヰ】が気に入った建物

中心に向けて湾曲している?

関宿で【キタヰ】が気に入った建物

関宿で【キタヰ】が気に入った建物

 

【岩田商店】

岩田商店

岩田商店

 

【英国紅茶の店 アールグレー】

関宿でアールグレー? でもこの地点、ちょうどいい休憩場所か。アールグレーのミルクティを飲むのもいいな。次回の楽しみにとっておくこととして今回はパス。

英国紅茶の店 アールグレー

英国紅茶の店 アールグレー

そこは、細工瓦 虎(D)付近

細工瓦 虎(D)付近の道標

細工瓦 虎(D)付近の道標

 

【細工瓦 虎(D)】

細工瓦 虎(D)がある建物

細工瓦 虎(D)がある建物

細工瓦 虎(D)

細工瓦 虎(D)

 

細工瓦 虎(D)がある建物の横の参道を北へ向かい延命寺へ

【延命寺】

延命寺へ

延命寺へ

そして、現在の延命寺の山門は

【(5)旧北本陣の門】

延命寺の山門、旧川北本陣の門(5)

延命寺の山門、旧川北本陣の門(5)

 

再び街道へ戻り、

【(C)漆喰彫刻 虎、龍がある山石】

漆喰彫刻 虎、龍(C)がある山石

漆喰彫刻 虎、龍(C)がある山石

山石 岩間家の説明板

山石 岩間家の説明板

 

左側が

【(C)漆喰彫刻 虎】

漆喰彫刻 虎(C)

漆喰彫刻 虎(C)

右側が

【(C)漆喰彫刻 龍】

漆喰彫刻 龍(C)

漆喰彫刻 龍(C)

 

さらに、斜め向かいに

【(4)百五銀行】

百五銀行(4)

百五銀行(4)

 

その先の辻は、

【(2)御馳走場(ごちそうば)】

ここでは、宿役人が関宿に出入りする大名行列の一行を出迎えたり見送ったりしたそうだ。

御馳走場(2)

御馳走場(2)

 

この前には関を代表した芸妓置店が二軒、右側が

【(3)松鶴楼】

松鶴楼(3)、遊快亭 坂口家

松鶴楼(3)、遊快亭 坂口家

遊快亭 坂口家の説明板

遊快亭 坂口家の説明板

そして、左側が

【(3)開雲楼】

開雲楼(3)、雲林院家

開雲楼(3)、雲林院家

二階の手摺りの意匠や格子の組み方は独特だ。

雲林院家の説明板

雲林院家の説明板

 

また、関宿の建物には次のような管理票が取り付けられている。

各建物に取り付けられている管理票

各建物に取り付けられている管理票

 

そして、御馳走場から関神社の参道へ歩き、右後方へ振り返るとこの風景だ。

【大井家】

御馳走場(2)の隣の大井家

御馳走場(2)の隣の大井家

大井家の説明板

大井家の説明板

 

さらに、関神社へ近づくと参道の両側に山車庫が建っている。

関神社への参道

関神社への参道

左側には、

【中町四番町山車庫】

中町四番町山車庫

中町四番町山車庫

中町四番町山車の説明板

中町四番町山車の説明板

右側には

【木崎町山車庫】

木崎町山車庫

木崎町山車庫

木崎町山車の説明板

木崎町山車の説明板

 

いよいよ、

【関神社】

関神社

関神社

関神社

関神社

関神社

関神社

正面の拝殿にてお参りした。

関神社

関神社

関神社

関神社

 

関神社での参拝を終えて、街道へ戻ると、「ばったり」、「出格子と幕板」、「虫籠窓」、「馬をつなぐ環金具」の特徴を持つ町家が右手に建っている。

【(A)関宿の町家の特徴】

ばったり、出格子と幕板、虫籠窓(A)がある建物

ばったり、出格子と幕板、虫籠窓(A)がある建物

浅原家の説明板

浅原家の説明板

今回、「ばったり」ばかりに注目してしまい、他の特徴については帰宅後に写真を見て確認したに過ぎない。次回はじっくりと見学しよう。

ばったり(A)

ばったり(A)

「ばったり」は商品を並べたり、人が腰かけたりするために利用されたそうだが、大名行列の際には容易に片付けられたことだろう。

ばったり(A)

ばったり(A)

なお、はね上げられた「ばったり」を固定しているのは、次の金具だけだ。簡単!

ばったり(A)

ばったり(A)

通り過ぎてから振り返ってパチリ。「ばったり」だけでなく「出格子と幕板」や「虫籠窓」も確認できる。

ばったり、出格子と幕板、虫籠窓(A)がある建物

ばったり、出格子と幕板、虫籠窓(A)がある建物

 

続いて、左手の路地の入口には「不動尊 弘善寺」の道標が建っている。

不動尊 弘善寺の道標

不動尊 弘善寺の道標

 

この路地を入るとその先には、

【弘善寺】

弘善寺

弘善寺

弘善寺

弘善寺

私が訪問した時は、お供えする花を準備されていた。

弘善寺

弘善寺

 

街道へ戻り、

東追分方向へ

東追分方向へ

再び、別の路地へ入ると

宝林寺への参道

宝林寺への参道

 

その先には

【宝林寺】

宝林寺

宝林寺

こじんまりとした、落ち着いたお寺だ。

宝林寺

宝林寺

 

宝林寺でのお参りを終えて街道へ戻ると、次は東の散策拠点施設である

【いっぷく亭 木崎町(関宿散策拠点施設)】

いっぷく亭 木崎町(関宿散策拠点施設)

いっぷく亭 木崎町(関宿散策拠点施設)

格子戸を開けて中へ入ると、

いっぷく亭 木崎町(関宿散策拠点施設)

いっぷく亭 木崎町(関宿散策拠点施設)

今でも生活できる町家の空間が広がっている。畳の座敷では足を伸ばしてゆっくり休憩できるし、土間の奥にはトイレがある。

いっぷく亭 木崎町(関宿散策拠点施設)

いっぷく亭 木崎町(関宿散策拠点施設)

 

いっぷく亭を出ると気になるお店をパチリ、・・

【油久 株式会社岩田商店】

油久

油久

 

【いっぷく亭 木崎町付近の建物】

いっぷく亭 木崎町付近の建物

いっぷく亭 木崎町付近の建物

 

【長谷屋伊三郎】

長谷屋伊三郎

長谷屋伊三郎

 

そして、いよいよ東追分へ

東追分へ

東追分へ

 

こちらが

【(1)東追分】

こちらの鳥居は神宮を遥拝するためにあるとのこと。

東追分(1)

東追分(1)

二十年に一度斎行される伊勢神宮の式年遷宮が終わると宇治橋神域側(東詰)の鳥居がこちらへ移されるそうだ。平成25年以降にこの鳥居も取り替えられることになる。この鳥居はどこへ行くのだろう。御用材のリユースにはとても興味がある。

【参考】 朝熊御前神社等の御門の柱が接がれている理由?
東追分から東へ向かうと、東海道を亀山宿へ

東海道 亀山宿 方向(関宿 西追分にて)

東海道 亀山宿 方向(関宿 西追分にて)

そして、南へ向かうと「伊勢別街道」となる。伊勢別街道は津で伊勢街道と同流し伊勢へと続く参宮街道だ。

伊勢別街道 方向(関宿 東追分にて)

伊勢別街道 方向(関宿 東追分にて)

伊勢別街道側から鳥居をパチリ。

東追分(1)

東追分(1)

再び、東追分の全景。

東追分(1)

東追分(1)

ここには常夜燈のほか

東追分(1)

東追分(1)

一里塚阯もある。

一里塚阯、東追分(1)

一里塚阯、東追分(1)

 

以上で、関宿の西追分から東追分を早足だったが、楽しい一日だった。

まだまだ見落としていることも多いだろうし、まわり切れていない場所も多い。何度訪れても興味が尽きないようなので、ぜひ再訪したい。できれば、『旅人宿 石垣屋』にて寝袋で宿泊し、翌朝は『英国紅茶の店 アールグレイ』でモーニングティーなんてどうだろう!

I’ll be back.

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